こんにちは！石川県小松市を拠点に、金沢市などを含む北陸三県で鉄骨工事などを手掛けている株式会社ＫＪ工業です。
鉄骨建方にはさまざまな工程がありますが、最後に行う建て入れ直しは鉄骨建方の品質を決める最後の作業です。
このコラムでは鉄骨建方の手順と建て入れ直しについてご紹介します。
鉄骨建方の建て入れ直しとは
建て入れ直しとは、柱などが所定の精度を満たすように、位置や角度を調整することです。
建築物の柱は、当たり前のように垂直に立っているように思えますが、実際には建て入れ直しを行うベテラン職人による手作業の賜物です。
しっかりと建て入れ直しを施すことで、鉄骨工事の品質が決まるといっていいでしょう。
建て入れ直しにはワイヤーロープを使う
建て入れ直しの作業時に柱が倒壊しないように、ワイヤーロープを柱に取り付けることがあります。
傾いている柱に取り付けられたワイヤーロープを引っ張り、柱の傾きを調整します。
鉄骨建方の手順
鉄骨建方とは、所定の場所に鉄骨を組み立てることで、以下のような手順です。
1.地面の工事と基礎の作成
2.アンカーボルトを埋め込む
3.鉄骨を接合しアンカーボルトを締める
4.建て入れ直し
上記のような工程で、鉄骨建方は実施されます。
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